古本を高く売るためにすべきこと!査定額アップのコツとは?

身近にあるものの中で1番多いと言っても過言ではないのが古本です。
自宅の中を見渡すと古本が目につく方も多いでしょう。近年はペーパーレス化が進み本は場所を取って邪魔になりがちです。
そう言った理由やその他のことで古本の売却を考えている方へ少しでも高く売る方法をこの記事ではご紹介していきます。
目次
古本の売り方には大きく2つ
ご自身で古本を売る場合は大きく2つの方法があります。自分に合った方法を模索して選択してみましょう。
フリマ、オークションアプリ
メルカリ、ラクマ、ヤフーオークション、Yahoo!フリマなどが挙げられます。
「どれも似たようなものでは?」と思われがちですがそれは大きな間違いです。利用者の年齢層やニーズ、手軽さが異なるため売る時の金額にも影響します。自分に合っているのはどれなのか次の特徴を見て決めていきましょう。
メルカリ、ラクマ、Yahoo!フリマの特徴
販売から現金化までの手軽さや、定額の販売方法が特徴です。
メルカリ、ラクマの利用者層は10代〜40代と比較的若い方向けにニーズがあります。特に10〜20代の利用者が多いです。
Yahoo!フリマは30代〜60代の利用者が多く、比較的高い年齢の方にニーズがあります。
「売りたい本を欲しがる年齢層はどのあたりなのか?」を考えるとどのアプリを利用すればいいのか分かります。
例えば、最新版の公務員試験の参考書を売りたいとします。そうすると若い世代の方が売れやすいと考えられるのでメルカリ、ラクマがおすすめです。
それに対して、1980年代に流行した芸能雑誌である明星を売りたいとします。この年代は今の50代〜60代の方の青春時代であり、Yahoo!フリマがおすすめと考えられます。
定額販売なので相場を分からず出品してしまうと即完売し、「売れてよかった!」と思うかもしれませんが格安で販売してしまったなんてことはよくあることです。相場が分からない方にはおすすめできません。
ヤフーオークションの特徴
ヤフーオークションもYahoo!フリマと同じくは30代〜60代の利用者が多く、比較的高い年齢の方にニーズがあります。なので、30代〜60代向けの商品を売ることでより高く売ることができます。
メルカリ、ラクマ、Yahoo!フリマとは違いオークション形式の販売です。プレミア品や希少性があるものは思わぬ値段まで上がることもあります。
ただし、メルカリ、ラクマ、Yahoo!フリマに比べると販売から現金化までの手軽さは少し劣る所が欠点です。
古本屋などの買取業者
古本屋などの買取業者に買取依頼をする方法になります。
買取方法は3つあり、「店頭買取」「出張買取」「宅配買取」があります。
店頭買取はお店まで売りたい古本を持ち込んでその場で買取してもらう方法です。
「出張買取」は自宅や指定した場所まで買取店のスタッフが訪問して買取するサービスになります。
「宅配買取」は売りたい古本をダンボールに詰めて梱包し、買取店へ発送するだけで買取してもらえる方法です。
「出張買取」「宅配買取」をもっと詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
古本屋や買取業者に買取依頼をすることは相場が分からなくても手軽に古本を売ることができてとても便利です。
特に古本屋はその道のプロでその他の買取業者に比べて知識量が豊富です。
古本の買取を依頼するのであれば古本屋がベストと言えるでしょう。
フリマアプリを利用するリスクとトラブル
手軽に売れて利用しやすい反面、誰でも売れるハードルの低さからトラブルを引き起こすことがあります。
トラブルになりやすいのは「商品が届かない」「商品が破損していた」「返品したい」などです。
自分で招いたことや宅配業者のミスであっても商品が届かない場合は自分で対処しなければなりせん。
商品の破損は出品者の過失で梱包の仕方が悪かった場合、せっかく売れたものでも返金しなければいけません。
商品の破損や配達間違いなどの原因で返品依頼がある場合は、返品可で出品していると返品を受け付けなければなりません。
万が一のリスクを考慮してフリマアプリを利用していきましょう。
古本屋で買取してもらうメリット
古本屋や買取店に査定してもらおうか迷っている方はさまざまなメリットがあるのでみてみましょう。
手間がかからずラク
数十冊〜数百冊、あるいは数千冊の本を売りたい人もいるでしょう。
フリマアプリで売るには手間がかかりすぎるし、持ち運ぶだけでも一苦労です。
古本屋では「出張買取」を利用することで大量に古本があっても全て買い取ってもらえます。
自宅まで古本屋のスタッフが訪問してその場で査定、買取が成立すればその場で現金化でき、古本も全て引き取ってもらえて一石二鳥です。
部屋の大部分を占めていた本がなくなると開放感があり心も豊かになるでしょう。
「店頭買取」と「宅配買取」もありますが大量に売りたい古本がある場合は手間暇がかかるので不向きになります。
詳しくは上記で紹介したブログをご覧ください。
相場が分からなくても安心
古本を売りたいけど相場が分からなくて不安、そんな時でも知識が豊富なスタッフが査定してくれるから安心して買取にだせます。
適切な値段で売却したい方におすすめです。
一部ですが相場が分からないことをいいことに安い査定額を提示する店舗もございますので注意が必要です。
買取実績が豊富であることや長年営業しているお店に依頼してみるといいでしょう。
その本が好きな人の手に渡る
売る本と言ってもこれまで大切にしてきた愛着のあるものです。
この本が次どんな人に渡っても良いなんて思う方は少ないでしょう。
できるだけ次も大切に扱ってもらいたいし、この本が好きな人渡って欲しいものです。
古本屋は買取した後、その本は店頭に並べられたり、自社のサイトで販売されたりするので本が好きな人に買われることが多いです。
本を大切にしてくれる人に売りたいのであればおすすめです。
高く売れる古本の特徴
高く売れたり、高額査定してもらえる本を事前に知ることである程度の相場観をつかみましょう。
フリマアプリや買取業者に依頼する前に知っておくべきことを解説していきます。
綺麗な本
本のカバーや中身、天、地、背などにシミや汚れがあれば除去しておきましょう。
表紙のシール剥がし後は消しゴムを使って除去できます。
タバコのシミ汚れは水で拭き取る、とれなければ除光液をティシュやタオルに染み込ませて拭き取りましょう。
除光液を使用する時はブックカバーがツルツルなコート紙(ラミネート加工)であることを確認してください。
漫画などの単行本はコート紙が使用されていることが多いです。
除光液の代用品としてベンジンを使用してもいいでしょう。
汚れ成分が落ちるアルコールであれば問題ありません。
インターネットまたはお近くの100均やコンビニで販売されているので手軽に入手できます。
付属品が揃っている
本には付属のDVDや説明書、ポスター、トレーディングカードなどが付いていることがあるのであればセットで保管しておきましょう。
付属品目当てで購入する人もいて、付属品あるのとないのとでは査定額が大きく変わることがあります。
未開封品であること
長年購入したまま押し入れにしまっていたり、コレクターの方はシュリンク包装された状態の未開封品を持っている人もいます。
未開封品は基本そのままの状態で保管しておきましょう。
未開封品で価値のあるものだと売値が数十倍にもなることもあります。
取り扱いには注意が必要です。
年代物である
1990年代以前の古本は現存数の少なさやレトロブームの観点から高く査定してもらえることがあります。
特にアイドル、アニメ、自動車やバイク、鉄道といった趣味物、成人向け雑誌が良いです。
現在でもこの年代のコレクターは多く存在していて、中には高値で取引されているものもあります。
例えば週刊少年ジャンプの創刊号は数十万円の値をつけたことがあります。
需要がある号やタレントが掲載されていたりすると査定額が高くなりますのでわからない古本は査定にだしてみましょう。
もちろん、2000年代以降でも価値がある古本は多く存在しますのでお持ちの方は価値を調べてもらいましょう。
自分の判断で古本を捨てない
1番やりがちなことで売れないと思っていた古本の方が高く売れることがあります。
量が多すぎるからと自分の判断で断捨離してしまうと大変危険です。
そして、自分が持っている古本についてインターネットで調べても全く相場や情報が出てこない場合も注意が必要です。
どこにも情報がでないくらい貴重品の可能性があるからです。
できれば売るまで全て保管しておくことが大事です。
まとめて整理しておく
出張買取の場合ですが、古本が至る所に散乱しているケースです。
この状態でも問題はないのですが、古本屋も人間ですので散乱していると査定の際にケアレスミスが発生してしまうことがあります。
買取点数を間違ってしまったなどです。
その状態だとミスが発生しても誰も気づくことがないのでできるだけ古本をまとめて整理しておくことは査定額に影響する可能性がございます。
まとめて査定にだす
1冊だと値段がつかないが、複数冊まとめて査定にだすことで値段がつくケースがあります。
金剛洞は古本以外でもゲーム、プラモデル、おもちゃ、ポスター、DVDなど他のものもまとめていただけると査定額UPさせていただきます。
少しでも査定額を上げることができるので売りたいものはまとめて売却しましょう。
まとめ
古本を高く売るためにすべきことをご紹介しました。
まずは、フリマアプリやオークションアプリを利用して売るのか、古本屋などの買取業者に依頼するのか決めましょう。
高く売るためにしておくべきことは「汚れがあれば除去する」「付属品は揃えておく」「未開封品は開封しない」「自分の判断で古本を捨てない」「まとめて整理しておく」ことです。
これらのことを実践しておくことで売る時に金額がアップし、満足のいく断捨離になるでしょう。