映画チラシの買取で注目すべきこと!ジャンル・年代で価値が変わる?

映画館やイベントで配布されていた映画チラシ。好きな作品だから記念にコレクションしていたけど、不要になったから捨ててしまうことは大変もったいないことです。ただの紙切れに見えますがコレクターの間で高値で取引されている映画チラシがあります。
特に一昔前の昭和〜平成のものや有名作品、公開当初のオリジナル、人気ジャンル、主演や監督によってはプレミア価格がつきます。
本記事では「映画チラシの買取で注目すべきところ」「ジャンル・年代といった内容によってどのように価値が変わるのか」「高く売るためのコツ」「おすすめの買取方法とお店選び」を詳しく解説します。あなたがお持ちの映画チラシから高額品が見つかるかもしれませんので捨てる前にご一読ください。
目次
映画チラシとは?なぜ需要があるのか
映画チラシとは映画作品の広告宣伝用に配布されたチラシのことです。
映画パンフレットとは違い冊子になっておらず、ペラ1枚の紙に上映する映画の情報が掲載されています。情報量はパンフレットよりも少なく、B5サイズが主流です。
しかし、インパクトを残すために折りたたみ式や観音開き式も存在し、一風変わったチラシでプレミア価値があるものもございます。
映画チラシにはその映画に関する情報、デザインが掲載されており、当時の雰囲気や時代背景を感じることができる貴重な資料でもあります。使用用途が違うことからポスターやパンフレットにはない魅力があるのです。
そして、映画チラシは配布される枚数が決まっていて数量限定品だから希少性があります。特に昭和の古い映画チラシはパンフレットよりも数が少ないことからチラシの方が高く評価されます。
こうした理由から今でも根強いコレクターや映画研究家の方から映画チラシは愛されているのです。
映画チラシの評価基準
昭和・平成の映画チラシは需要アリ
ここ最近の映画チラシより、昭和・平成に配布されていた映画チラシの方が古い分、現存している数が少ないです。特に1980年代以前の邦画と洋画の映画チラシは査定額も高くなる傾向があり、年代は買取にとても重要な指標です。
最近の映画チラシはコレクターが持っていたり、出回りすぎています。ですので、手に入りにくい古いものほど価値が上がります。
映画館や劇場、地名も肝になる
廃刊した映画館や劇場で配られていた映画チラシはプレミア価値の可能性があります。潰れて無くなってしまった映画館のチラシはその映画館の名前が印字されていたり、デザインが異なったりとコレクターが惹かれる要素が詰まっています。
特に地方の劇場や特定の映画館でしか配られていなかったり、配布期間が短かったチラシは流通量が極端に少なく、非常に珍しいです。
「〇〇劇場の〇〇年に上映していた〇〇作品の映画チラシが欲しい」といった風に、特定の条件にマッチしたものを収集する方にとってはなんとしても手に入れておきたいアイテムになります。
オリジナル(初公開時)の映画チラシ
初公開時に配布されていた映画チラシはコレクターの中で評価が大変高いです。
リバイバル版のチラシはよく出回るデザインが使用されていることが多いが、オリジナルのチラシは当時の告知ポスターと同じオリジナルデザインやキャッチコピーが使われています。そして、紙質や色合い、レイアウトなども当時の時代を映し出した内容だからコレクターが欲しくなる貴重な資料なのです。
人気ジャンルは高くなりやすい
映画チラシでも買取されやすいジャンルが存在します。アニメ、特撮、ホラー、西部劇、SF系の名作は評価が高いです。
そして、1980年代より古い映画チラシであればプレミア価されているものもあります。
特に、アニメや特撮は海外でもファンが多く、日本国外から購入される層がいることから需要が高いです。1980〜1990年代のアニメ、特撮はコレクターに人気があります。
B級ホラーやカルトSFは現在になって再評価され、名作扱いになっています。当時は今ほど人気がなかったことからチラシの配布枚数が少なく、希少性が高いことからコレクターの間で高値がつくことがあります。
有名タイトル
誰もが知っている有名タイトルや名作であることが重要です。スタジオジブリ作品、スターウォーズ、007シリーズは多くの方が知っている有名作品です。こうしたタイトルの作品にはライト層からコアなファンまで人気があります。
逆にマイナーすぎて知られていない作品はファンがついておらず需要がない為、評価が低くなります。
主演(キャスト)・監督に注目
出演者と監督は査定で最も重要視するところの1つです。タイトルと出演者、監督を見てから査定の評価を行うほどです。
出演者や監督にファンがついていることが多いので人気な人であるほど評価できます。吉永小百合、高倉健、松田優作などの出演者や宮崎駿、黒澤明、庵野秀明、細井守監督など、評価できる人は多くいます。
保存状態
傷や破れ、汚れ、折れなどがない綺麗な状態がコンディションの中で1番良いとされています。
映画チラシは紙一枚のペラペラであることから折り目がついてしまったり、破れてしまうことが多々あります。折れ曲がらないようにクリアファイルに保存しておくことをおすすめします。
古ければ古いほど保存状態が悪いチラシが増えるので、綺麗な状態で保存されていると希少性が高く評価されます。
映画パンフレットの買取については下記の記事をご覧ください。
高額査定されたチラシの実例
実際に高く査定された映画チラシのタイトルと買取価格をご紹介いたします。買取を依頼される方の参考としてご活用ください。
大脱走

買取相場:135,000~150,000円
1963年初版。二つ折りのチラシ。
007は殺しの番号

買取相場:70,000~100,000円
デモンズ2

買取相場:95,000~110,000円
何という行き方!

買取相場:100,000~120,000円
ガンヒルの決斗

買取相場:220000~250000円
殺して折れ

買取相場:370,000~400,000円
※参考価格の為、時期によって変動ございます。
映画チラシを高く売るためには?
ジャンルと年代を揃えておく
バラバラの状態よりもジャンルや年代を揃えておくことで査定の時間短縮や精度が向上します。どの年代やジャンルに人気が集中しているか一目で分かるから印象も良いでしょう。
査定員も目視で確認するため、どうしても見逃しが発生してしまうケースがあります。希少品を見逃されないためにもある程度、分類しておくことが無難です。
そして、アニメ系、ホラー系など同ジャンルで数があるとセット価値がつくことも。ある程度まとまってあるとセットで集めるコレクター向けに販売ができるから高く査定してもらえます。
整理の手間がかかりますが、この作業をするだけで数倍査定額が変わったなんてこともありますので十分効果を期待できます。
まとめて査定にだす
ジャンルや年代が揃っていなくても量があればまとめて査定にだしましょう。1枚では値段がつきにくいチラシでも量があると値段がつくことがあります。
まとめて査定をすると通常より高く買い取ってくれるキャンペーンを行なっている買取店もあるためチェックしておきましょう。
適切な買取店に査定依頼
高く映画チラシを売却するにあたり、買取店選びは重要です。映画チラシの価値がわからない買取店に依頼するとまとめて安く買い取られることがよくあります。
場合によっては数十倍以上も査定額が変わることもありますので、適当にお店選びはしないようにしましょう。
おすすめの買取方法
映画チラシを買取してもらうのにおすすめの買取方法をご紹介します。人によって適切な買取方法が異なるので、目的に合わせたやり方を選択しましょう。
全国対応の宅配買取
売りたいものをダンボールに入れて、買取店に発送するだけで買取してもらえるサービスです。
映画チラシはサイズが小さく軽い為、梱包や発送をラクに行えます。そして、日本全国どこからでも買取対応していますので遠方のお店でも買取が可能です。
買取方法の中でも唯一非対面方式の買取方法なのでコミュニケーションが苦手な方でも気軽にご利用になれます。
量が多い時は出張買取
ご自宅やその他ご指定の場所まで出張して買取を行なってくれるサービスです。
お問い合わせ後、ご自宅まで来てくれるから家から出なくても買取が完結します。荷造りや運搬をしたくない方でも、買取店のスタッフがすべて行う為、手間がかかりません。
部屋の整理、引っ越し、遺品整理、店舗内在庫の処理などでご利用になられる方が多いです。
売りたいものの量が多い、ラクにお品物を引き上げて欲しい方におすすめの買取方法です。
お店にご来店する持込買取
お店にご来してお売りなりたい方は持込買取をご利用ください。
宅配買取や出張買取とは違い、買取店側に手間やコストがかからない為、その分高く査定してもらえることがあります。
対面で査定を行う為、安心して取引ができ、値段交渉も気軽に応じてもらえます。
昔からある最もベーシックな買取方法になります。
買取方法についてもう少し詳しく知りたい方は下記の記事をお読みください。
映画チラシの買取店を選ぶコツ
映画チラシは買取店によって査定額が大きく変わるアイテムです。大切なコレクションを手放すなら信頼できる買取店に任せたいはずです。
ここでは映画チラシの買取店を選ぶ際に押さえておきたいポイントをご紹介します。
映画・紙ものに詳しい業者
映画チラシはDVDや本と違い、相場が決まっていないものもあります。レアな映画チラシほど世に出回っていないので高いものなのか一般人では判断できないため、サブカルや紙ものに強い買取店を選ぶことが重要です。
様々なジャンルや年代を取り扱ったことのある業者なら価値を見逃さずに査定を行なってくれます。
買取実績が豊富であるか
映画チラシの買取を数多く行なっている買取店は相場や需要を理解している可能性が高いです。
公式サイトやブログ、SNSに「買取実績」や「買取強化中ジャンル」が掲載されていれば確認できます。映画チラシの買取実例が掲載されていれば安心材料になります。
スピード・対応の丁寧さ
お問い合わせの時の対応や査定スピードも判断材料になります。対応が丁寧で迅速にお品物について説明してくれるお店は信頼性が高く、トラブルが少ない傾向にあります。
お品物についてわかっている買取店は査定スピードも比較的早く、スムーズな買取になります。
ただし、知識がなくて適当に査定を行なっているから査定が早い買取店もありますので要注意です。「この映画チラシの価値はどれくらいですか?」といった具体的な質問を投げかけて迅速に対応できるか伺ってみることで知識がある人なのか判断できます。
専門性のあるお店に依頼
近年、増加傾向にある買取店は総合リサイクル店です。なんでも買取してくれる反面、映画チラシといったニッチなジャンルまでは網羅できていることが少ないです。
専門的な知識を持つスタッフが対応しないと価値を正しく評価できない為、査定額が安くなります。マニア・コレクター系に強い買取店を選ぶことで少しでも高く買取してもらえます。
映画チラシの買取に関するよくある質問
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傷や汚れのある映画チラシは買取してもらえますか?
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傷や汚れのある状態でも買取を行なっています。綺麗な状態よりは買取額が下がってしまいますが、できるだけお値段をつけてご対応します。
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近畿圏外の遠方からの出張買取は対応してもらえますか?
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内容によってはご対応いたします。タイトル、年代、量で内容を判断させていただきますのでお電話、LINE、メールフォームからお問い合わせお願いします。
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映画チラシの他に映画パンフレット、ポスターも持っていますが買取可能ですか?
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当店では映画に関するグッズすべて専門分野で買取を行なっていますので可能です。買取ジャンルは不問なので気になるお品物があればお見せください。
まとめ
映画館やイベントで配布されていた映画チラシはただの宣伝用の紙ではなく、昭和〜平成にかけて配られたものや、有名作品・初公開時のオリジナルデザインは希少性が高く、コレクターの間で高額取引されることもあります。
特にアニメ・特撮・ホラー・SFなどの人気ジャンルや、今では存在しない映画館の名称入りチラシはプレミア価値がつきやすく、保存状態が良ければさらに評価されます。売却時はジャンルや年代で分類しておくと査定がスムーズで、高額査定が期待できます。
また、映画チラシに詳しい専門店に依頼することが重要で、知識のない買取店では正しく価値を見極められないことがあります。
宅配・出張・持込といった方法を活用し、自分に合った形で査定に出すのがおすすめです。不要だからと処分する前に、まずは専門業者に査定を依頼してみると思わぬ高額品が見つかるかもしれません。
映画チラシの買取なら金剛洞にお任せください
映画チラシをはじめとした、パンフレット、半券、ポスター、ムビチケなどの映画グッズをよく買取しております。映画に関することなら専門的な知識と取引実績を活かしてご査定いたします。
少量から大量までご対応していますのでお気軽にご相談ください。
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