昔の車カタログを高く売るための査定ポイントを解説

昔の車カタログを高く売るための査定ポイントを解説
長年コレクションしてきた車カタログを手放したいけど、どうすればいいのか迷われていませんか?
何も考えずに売ると悪徳店に騙されたり、安く買われたりすることは珍しくありません。そのようなことがないように事前に知識をつけておくことが大切です。
この記事では「車カタログ買取の基礎知識」「高価査定ポイント」「お店選びで重要なこと」「買取でよくある質問」について詳しく解説していきます。処分方法を正しく理解して適切な買取をしてもらいましょう。
目次
車カタログ買取の基礎知識
車カタログの買取市場の現状と人気な理由
車カタログは車を購入する際に参考にするもので、各種自動車メーカーの車に関する情報をまとめた冊子になります。
車が好きな方にとってはカタログもコレクション品として重宝されます。
デジタル化が進み紙媒体のカタログが少なくなってきましたが、数十年前のカタログに思わぬ値段がつくことも珍しくありません。
買取市場の現状は人気車種や現在生産されていない絶版車を中心に価格が高いカタログが存在します。
高いものだと1冊10万円を超えるものもあるほど市場に人気があるといってもいいでしょう。
人気な理由としては、コレクター市場から需要があり続けていることが要因です。
特定の車種や種類、型式にはなりますが高くても購入したいコレクターはいます。
昔に乗っていた車や今では存在しない車のカタログを見返して読みたい人もいるでしょう。
カタログやパンフレットの違い
車にはカタログだけでなくパンフレットも存在します。
パンフレットは広告宣伝目的に使用されており、イベントや資料請求などに適しています。
「自社について」や「車について」知ってもらうことや魅力を伝えることが目的として作られている小冊子です。
カタログはパンフレットよりもより具体的に車種についての情報が記載されていて、購入を検討されている方に向けて購入を促すことや契約につなげる役割になります。製本されていることが多いです。
車のデザインやスペック、値段など比較できる情報が記載されていて、商品について幅広く掲載することを重視しています。
カタログとパンフレットはどちらに価値がある?
どちらにも価値はあります。優劣をつけることは難しいですがカタログの方がページ数も多く、車のスペックやデザインについて具体的な内容が記されているので高くなる傾向があります。
しかし、昔の車はパンフレットを発行していたので価値があるものも存在します。
古い車で絶版車に該当するものはパンフレットでも評価されます。
一概にどちらがいいと決めるのは難しいと言えるでしょう。
整備書の買取についての記事は以下からご覧ください。
カタログで高価査定されるポイント
カタログで高価査定されるポイントがあります。
買取店が重要視しているポイントをご紹介いたします。
保存状態が綺麗である
どのような製品にも言えることですが綺麗な状態であるほど高価査定されやすいです。
角が折れている、中綴じが外れていたり破れている、日ヤケ、汚れが付着していることは年代物のカタログだと珍しくありません。
必ずしも状態が悪いものは売れない訳ではなく、内容がよければ問題ありません。
気になるものは全て査定にだすことが大事です。
人気・限定モデル
カタログの価値を左右する指針の1つであるのは車種です。主に昭和〜平成初期の自動車に人気があります。
日産スカイライン、トヨタ1600GT、同じく日産プレジデントなどのスポーツカーや高級車はコレクターから需要が高くあり続けています。
日本で未発売モデルの英語表記カタログも良いです。
スポーツカーは日本だけでなく海外からも購入される方が多いです。
スカイラインのGT-Rモデルはアメリカ、ヨーロッパ、東南アジアからも人気があります。
映画ワイルドスピードに出演していたポール・ウォーカーが乗っていた愛車としてより周知され、日本車の魅力が加熱されました。
タバコに火をつけている菅原文太が表紙に掲載されたスカイライン2000GTや同じく2000GTのパトロールカーは10万円以上で取引されています。
プレジデントなどの高級車カタログは一般大衆向けの車では無いので発行数が少なく、需要が高いことから価値があるものが多いです。
すでに生産されていないレアな絶版車
歴代の車の中には数多くの名車が存在します。現在は生産していない絶版車のカタログは現存数が限られていて貴重です。
ダットサンのフェアレディやブルーバード、三菱デリカのライトバンやルートバン、スバル360など数多くあります。
こうした30年以上前の古い車のカタログは傷や汚れがつきものです。状態が悪くても絶版車であれば査定にだしてみましょう。
海外向けに出版された国産車カタログ
国産車の人気車種は海外に向けてもカタログを配布していました。英語版のカタログであっても価値があります。
フェアレディZは国内だけでなく、海外にも人気があるため高額査定対象になります。
タクシー、消防車といった特殊車両
コロナ、セドリックのタクシーや各社から発売された消防車などの特殊車両のカタログは企業に向けて販売していたため発行枚数が少なく、年代問わず平均して査定額が高くなる傾向があります。
他にも公共のバスやトラック、クレーン車もあると思わぬ値段がつく可能性があります。
まとめて査定にだす
1冊では値段がつかなかったカタログもまとめて査定にだすと値段がつくことがあります。
そして、予想もしていなかったカタログに値段がついたりすることはよくあります。
自己判断で捨てずに全てまとめて査定にだすと少しでも高く売ることができます。
お店選びで重要視するポイント
お店選びで買取金額は大きく変わってしまいます。
適切なお店選びの知識を身につけてお気に入りの店舗を見つけましょう。
専門的な知識がある
車カタログを売れる買取店は数多く存在し、現金化するためには買取してもらうお店を選ばなければいけません。
その中でも車について専門的な知識を持っている買取店はほんの一部です。
マイナーからメジャー車種までの価値を見極められる査定員が在中しているかが重要です。
確認方法として店舗ホームページ内の取り扱いジャンルとして掲載されていることを見てみましょう。
お気に入りの店舗であれば一度電話問い合わせで具合的な質問をしてみましょう。
「どのようなモデルの車が高いですか?」など聞いてみて、しっかり答えられているのであれば知識がある可能性が高いです。
買取実績が充実している
カタログはもちろん、自動車グッズに関する買取実績が豊富であるか確認しましょう。
自動車グッズの相場はカタログと共通している部分もあるので幅広く熟知しているよりお店が好ましいです。
買取実績が豊富であるとそれだけ多くのカタログを買取してきているので相場を把握しているお店であることがわかります。
自社の公式ホームページから買取実績として閲覧できることが多くので実績があるか要チェックです。
買取実績が記載されていないお店はなるべく避けておくことがいいでしょう。
お店のレビューは高評価であるか
お店のレビューや評価は利用者の声をそのまま反映させているので読むと具体的な情報がつかめます。
買取してもらった感想、買取してもらう流れ、便利なサービスについて、など利用してみないとわからなかった内容が事前に理解できます。
店舗や事務所があるお店はGoogleマップから確認したり、インターネットで店舗名を検索してレビューがあるかみてみましょう。
レビューがない、低評価すぎるお店はなるべく避けておくことが失敗しないことにつながります。
買取には3種類のやり方がある
全国対応の宅配買取
お気に入りのお店が遠くても宅配買取では全国対応しています。
買取方法はシンプルで売りたい車カタログを箱に入れてお店に発送するだけです。
配送中にカタログが傷んでしまう可能性があるため、新聞紙やプチプチなどの緩衝材を入れておくことやビニール袋に入れて防水対策しておくことがおすすめです。
当店(金剛洞)ではお品物を店舗に発送する前に無料査定しています。
大まかなお値段を伝えることができるので納得していただいた方のみ発送をお願いしています。
値段がわからなくて不安な方でも安心してご利用していただけるように努めています。
自宅まで訪問してくれる出張買取
大量に売りたいカタログがあったり、宅配買取の梱包が面倒な方は出張買取がおすすめです。
買取店のスタッフがお客様のご自宅や指定した場所に出向いて査定してくれます。
売りたいお品物の運搬までしてくれるから、一軒家の2階から荷下ろししたり、マンションの高層階に住んでいても運ぶ手間が省けてラクです。
そして、目の前でお店のスタッフが査定してくれるから安心感があり、値段交渉したいことがあればその場でスムーズにできるから大変便利です。
店舗まで持ち込んでもらう持込買取
お店まで持ち込んで査定してもらいたい方は持込買取をご利用ください。
当店(金剛洞)では事前にお問い合わせしていただくことで持込買取を受け付けています。
駐車場がございますのでお気軽にご連絡ください。
宅配買取、出張買取、持込買取に関することを詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
(ブログ)
車カタログに関するよくある質問
パーツカタログに価値はありますか
一般の方向けではなく、整備士やディーラー、業者向けのパーツカタログでも買取を受け付けています。
通常の車カタログよりパーツカタログの方が流通している数が少ないので高く買取できる可能性があります。
詳細をお伝えいただければ無理査定いたします。
整備書、車の部品などの自動車グッズを同時に査定してもらえますか
自動車グッズ全般は得意ジャンルですので査定可能です。
整備書やサービスマニュアル、車のパーツ、その他なんでも受け付けています。
自動車以外にも中古品全般の買取を行なっているので当店の買取品目をご覧ください。
汚れや傷があっても売れますか
汚れや傷があっても車種によっては買取可能です。
主に人気車種や年代物の絶版車は状態が悪くてもお値段をつけて買取しています。
数十年以上前のカタログをよく目にすることありますが傷やシワなどついているものが多いです。
どんな状態であってもそのままお見せください。
付属品はあった方がいいですか
価格表、仕様一覧、注文書の控えがあるとカタログ単体より査定額が上がることがあります。
付属品があればすべて揃えていただけると評価いたします。
まとめ
車のカタログを高く売るための査定ポイント、3種類の買取方法、お店選びでのポイント、よくある質問まで詳しく解説しました。
車カタログで思わぬものに価値があったりすることはよくあります。
わからないものは自己判断で捨てずに専門のスタッフがいる買取店に相談することが大事です。
正しい知識を身につけ、適切なお店で買取してもらうことで失敗しない取引を行うことができるでしょう。