【高価買取】週刊ヤングマガジンはスグ売るべき?買取相場とプレミア号一覧

金剛洞では週刊ヤングマガジンの買取を頻繁に行っています。レアな号、今需要があるヤンマガを見分けて高価買取いたします。
お客様のご希望に合わせて、スタッフが直接ご自宅へ伺う「出張買取」、全国どこからでもご利用いただける「宅配買取」、店舗にお持ち込みいただく「店頭買取」の3つの方法をご用意しております。
週刊ヤングマガジンは掲載作品の人気度、グラビア特集、発行された年代によって買取価格が大きく変動する漫画雑誌です。最新号であっても人気作品の節目となる回や特別企画が組まれた号は相場が上がることがあり、さらに昭和〜平成初期の古い号や新連載、読み切り、付録が揃った完品はプレミア化して高値で取引されることも珍しくありません。
しかし、「売り時」を逃してしまうと同じ号でも価値が下がってしまう場合があります。そこで本記事では、週刊ヤングマガジンを高く売るための最適なタイミング、年代ごとのおおよその買取相場、そして高額査定が期待できるプレミア号の条件について詳しく解説します。
目次
週刊ヤングマガジンはスグ売るべき?

今なお連載され続けている週刊ヤングマガジン。実は、連載されている漫画は国内問わず海外から強く支持されていおり、価格が上昇傾向にあります。これは、日本の漫画・アニメが世界的に認知されて、海外で資本力を持つコレクターが高値で買うからです。日本よりも欧米、ヨーロッパ、中東アジアの方々はより多くのお金を出して漫画・アニメ関連のグッズを購入されています。
これまでは少年漫画の方が海外に向けてよく取り上げられていましたが、青年誌も知ってもらう為に大手出版社がアメリカで増刊号を刊行、配布することに。
日本の漫画が世界的に人気を集める中、これまで海外で紹介される機会が少なかった日本の青年漫画を広く知ってもらおうと、大手出版社が、アメリカで青年漫画誌の増刊号を刊行し、配布することになりました。
刊行されるのは講談社の青年漫画誌の増刊号となる「ヤングマガジンUSA」です。
大手出版社 日本の青年漫画誌の増刊号をアメリカで配布へ
そして、アメリカでも日本の漫画が大人気。売上も右肩上がりでブームになっています。
2021年の米国におけるマンガの売上は2,000万冊、年成長率は約160%に達している。米国での書籍販売情報を提供するNPD ブックスキャンの調査では、2021年の大人向けグラフィックノーベル売上に占めるマンガの割合は76.71%で、アメリカン・コミックス(アメコミ)の割合をはるかに上回っている。
米国では第2次マンガブーム が到来している。
米国トレンド企業2社から見た マンガ、ゲーム業界の展望
海外では日本の漫画やアニメがブームとなっており、売り時と考えても問題ないでしょう。実際、週刊少年マガジンの新連載や読み切り作品掲載号などの相場が高くなっています。一般的にブームになって当分の間は高値が続き、相場が落ち着いてくるので売るタイミングを逃さないようにしましょう。
週刊ヤングマガジンの買取相場の目安
週刊ヤングマガジンの買取相場は年代、状態、付録の有無によって変動します。中にはプレミア価格で買取される号もあります。以下はあくまで参考買取価格です。
最新号〜数年前までの号
発売されてから1週間以内であれば、新しければ新しいほど買取額が高くなる傾向にあります。買取してくれる買取店はごく少数になりますが、数十円〜百円前後になります。人気作品や付録が付いていると通常より高い査定になることも。中古の週刊少年マガジンを安く買って、読んだらスグに捨てる人もいるので最新号の買取は一定の需要があります。
発売から1週間以上〜数年経過したものは、買取されても数十円が多いです。ほとんど買取されなかったなんてこともよくあります。本を買って読みたい人は発売されてスグに買う為、数年前のバックナンバーに需要はありません。
発行から10年前後の号
大半は買取できない号、または買取できても数十円〜数百円程度になります。しかし、掲載作品のアニメ化や再ブーム時、再注目されているグラビアアイドルが掲載されている号は買取相場が上昇します。作品によっては1000円以上で買取してくれることもあります。ただ、現存数は比較的多いのでプレミア価格になることはほぼないでしょう。
平成初期〜中期
1990〜2000年代前半にかけては人気漫画が存在する年代になります。買取相場は数百円〜数千円。新連載号や付録完品号は数万円で買い取られることもあります。昔は人気がなかったけど、今になって再注目される漫画やアイドルが存在しますので要チェックな年代です。
昭和の年代(1980年代)
買取相場が最も高くなる年代で数百円〜数十万円と幅広いです。この年代のヤングマガジンは流通量が少なくコレクター需要があります。
人気漫画の初回掲載・巻頭カラー、読み切り作品掲載号は1冊あたり数万〜数十万円の買取額になることがあります。日本国内だけでなく、海外の熱烈なファンが好む漫画が掲載されている年代でもあります。
グラビアよりも漫画の方が高値を目指せる
ヤングマガジンにはグラビア記事と漫画が掲載されています。青年誌ならではの良さの一つがグラビアで人気アイドルの掲載号は数千円〜数万円で買取されることもあります。しかし、グラビアアイドルの需要は日本国内にとどまっており、一方漫画は世界から注目されています。人気漫画となれば数万円〜数十万円規模の査定額になることもあります。
海外からの資本が加わることでより相場が高くなっていることが要因です。
コンディションによって査定額が変動する
週刊ヤングマガジンの査定額を左右するポイントの1つはコンディションです。表紙、裏表紙、背、天地に傷、破れ、汚れがなく綺麗な状態であるほど査定額が高くなります。コンディションが良く無いものと比べると数倍査定額が変わることもあります。特に、20年以上前の年代物はコンディションが良いものが少なくレアなのでプラス査定されることがあります。
傷ものであってと買取ができないわけではありませんので、すべての週刊ヤングマガジンを査定にお出しください。
高額になりやすい週刊ヤングマガジンの特徴
人気作品の新連載号
人気漫画の初回掲載号はコレクターからの需要が非常に高いです。週刊少年マガジンに限らず、なんでも初回のオリジナルは価値が高くなる傾向にあります。攻殻機動隊、AKIRAが代表的な作品です。
表紙にその漫画のキャラクターが描かれていたり、新連載の文字が掲載されています。一部の作品は表紙にキャラクターが描かれていないので初回なのか一見わからなくなっているものもあります。表紙の文字や目次を読んで新連載号なのか確認しましょう。
人気漫画の中には新連載の1つ前の号も需要があります。これは次回予告にその人気漫画のイラストやテキストが掲載されているからです。こうした細かなところもコレクターから評価されているのです。
創刊号・読み切り作品掲載号
ヤングマガジンだけに限ったことではありませんが、創刊号や人気作品の読み切りが掲載されている号に需要があります。
特に読切作品は単行本化していない未収録の場合があり、その本でしか読むことができないのでコレクターから価値があります。背や表紙に読切と表記されていることが多いです。
人気グラビアアイドル掲載号
青年誌のヤングマガジンにはグラビア特集が掲載されており、人気アイドルの掲載号に需要があります。沢口愛華、井上和香、根本はるみ、など注目されているグラビアアイドルはたくさんいます。
カラーグラビアの他に、全プレ・抽プレのテレカやQUOカードも高く評価できます。グラビア関係の付属品があれば、すべて査定にだしましょう。
1990年代の古い号
創刊〜1990年代以前の古い号は新しい号に比べると現存数が少なく、市場に出回りにくいです。特に週刊ヤングマガジンは週刊少年ジャンプや週刊少年マガジンなどの週刊少年誌と比べて発行部数が少なく、年代物はレアです。
2008年4月〜2008年6月の週刊少年ジャンプは発行部数が2,785,833冊、週刊少年マガジンは1,755,000冊に対して週刊ヤングマガジンは937,500冊と大幅に少ないです。他の年度も同じようなことが言えます。
印刷証明付部数 男性向けコミック誌 2008年4月~6月
印刷証明付部数 少年向けコミック誌 2008年4月~6月
つまり、発行部数が少ないということは現存数が少ないので買取対象になりやすく、場合によっては高額になります。さらに、人気グラビア・漫画が掲載されていると高く評価されます。
ヤングマガジンのプレミア号一覧と人気タイトル
攻殻機動隊

ヤングマガジン増刊 海賊版 1991年10月10日
買取参考価格:15,000~20,000円

ヤングマガジン増刊 海賊版 1989年11月9日
買取参考価格:60,000~80,000円

ヤングマガジン増刊 海賊版 1989年5月6日
買取参考価格:450,000~600,000円
AKIRA(アキラ)

ヤングマガジン 1982年12月20日
買取参考価格:150,000~220,000円
サザンアイズ 3×3 EYES

ヤングマガジン 1991年6月24日
買取参考価格:8,000~14,000円
頭文字D

ヤングマガジン 1995年7月17日
買取参考価格:150000~250,000円
高く売るためのコツ
見た目を綺麗に保つ
ヤングマガジンなどの漫画雑誌は状態が命とも言えます。特に高額になりやすい人気作品の新連載号は商品状態がそのまま査定額に反映され、美品であると高額になります。
コレクターはできるだけ綺麗なものを集めるので見た目が綺麗であるほど高く評価されます。保存状態が悪いものでも買取対象になる場合がありますので査定の時にすべてお見せください。
付録を揃えておく
ヤングマガジンにはクリアファイル、ポスター、小冊子などの付録は揃えておきましょう。完品状態はコレクターから人気がある為、高く買取してくれる場合があります。
他にも全プレ・抽プレのテレカ、QUOカード、チェキに需要があります。高いものだと1枚数千円〜数万円のものまであります。掲載されてるアイドルの需要によって査定額が変わります。テレカは50度より100度、使用品より未使用品が高く売れます。査定に出す際は当選通知書があれば合わせて提示ください。
付録は必ずしも揃えておかないと買取してもらえないわけではありませんので、付録が無くても査定にだしましょう。
年代・ジャンルごとに整理しておく
年代・ジャンルがバラバラで整理されていなくても買取は行ってくれますが、整理しておくことでスムーズな査定につながります。同ジャンルが数多くある時は通常より高く買取できるチャンスに。
整理せずバラバラに保管していると、レアな号を見逃してしまったり思わぬハプニングになることがあります。
ケアレスミスを防ぐためにも年代別、ジャンル別に整理しておくと通常よりも高く買取してもらえることがあります。
1冊よりも複数冊まとめて査定へ
1冊だけ査定にだすより、複数冊まとめて査定してもらうことでプラス査定してくれることがあります。買取店側も少ない量より大量の方が利益が見込める為、その分高く買い取ることができます。
そして、1冊では値段がつきにくい本でも複数冊あれば値段がつけられる場合があります。相場がわからない本があれば、すべて査定にだしてプレミア品を見分けてもらいましょう。
別冊・増刊・アッパーズ・サードなども買取対象
週刊ヤングマガジンの他に「別冊ヤングマガジン」「月刊ヤングマガジン」「ヤングマガジンアッパーズ」「ヤングマガジンサード」「ヤングマガジン海賊版」「ヤングマガジン増刊号」があります。
週刊ヤングマガジンに比べて流通量が少ない為、通常より高く買取されるケースがあります。プレミア価格で買取りされるヤンマガには「海賊版」「増刊」が含まれます。
買取相場が分からない本はすべて査定員に見せて現金化しましょう。
週刊少年ジャンプの買取について書いた記事もございます。
まとめ
週刊ヤングマガジンは、掲載作品の人気度やグラビア特集、発行年代によって買取価格が大きく変動する雑誌です。最新号でも人気作の節目や特別企画が組まれた号は相場が上がり、特に昭和~平成初期の古い号や新連載、読み切り、付録完備のものはプレミア化するケースもあります。
ただし「売り時」を逃すと同じ号でも価値が下がるため注意が必要です。相場は新しい号で数十円~百円程度、発行から10年前後で数百円、1990~2000年代前半の人気作掲載号では数千円以上、1980年代の希少号では数万円~数十万円に達することもあります。
査定ではコンディションや付録の有無が重要で、綺麗な完品は高額査定につながります。人気作品の新連載号や読み切り、人気グラビアアイドル号は特に需要が高く、まとめて査定に出すことでプラス評価も期待できます。